カリウムには、細胞内の余分なナトリウム(塩分)の排泄を促す作用があり、高血圧を予防します。
海藻に多く含まれ、中でもワカメに多く含まれています。
カリウムの多い食品
カリウムは、汗とともに失われるので、補給することが大切です。
不足すると、疲れやすくなったり夏バテになります。
食品 | 食品の量 | カリウムの量 |
ワカメ(乾燥) | 10 g | 740 mg |
昆布(乾燥) | 10 g | 610 mg |
ひじき(乾燥) | 10 g | 640 mg |
ほうれん草 | 50 g | 345 mg |
サトイモ | 50 g | 320 mg |
サツマイモ | 50 g | 235 mg |
納豆 | 50 g | 330 mg |
ワカメの味噌汁
味噌の原料である大豆には、たんぱく質や不飽和脂肪酸が豊富に含まれ、血行をよくして代謝を上げてくれます。
ワカメの味噌汁なら、カリウムとともに、血圧を下げる働きもあります。
大豆イソフラボン
大豆には、女性ホルモンに似た成分である、イソフラボンが多く含まれています。
肥満を防いだり、悪玉コレステロールを減らしたり、美肌効果があります。
ワカメの酢の物
お酢の成分であるクエン酸は、糖質の吸収を緩やかにしたり、脂肪の燃焼を促進する働きがあります。
酢酸には、血圧を上昇させるホルモンを抑える働きもあり、カリウムとの相乗効果が生まれます。
糖質の吸収を抑える
ワカメや昆布に含まれる、水溶性食物繊維のアルギン酸が、糖質の吸収を抑えます。
食後の血糖値の上昇を抑えたり、血中コレステロールを排泄する作用があります。