腹筋器具の筋トレ効果・ダイエット効果

ワンダーコアスマート、シックスパッド(EMS機器)など、ラクしてできる人気の腹筋器具の効果を徹底的に検証します。

ワンダーコアスマート
まずは、倒れるだけで腹筋運動ができるワンダーコアスマートの筋トレ効果・ダイエット効果を検証します。

筋肉はつくのか
普段運動している人は、これくらいでは筋肉はほどんどつきませんが、あまり運動していない人にとっては筋肉がつきます。
背もたれの反発力があるので、床で行うシットアップよりラクなので長続きします。
また、上体を完全に起こすことができるので筋肉の可動域が広がり、腹筋に加えて太ももの筋肉や腸腰筋(階段などで太腿を上げる筋肉)も鍛えることができます。

本当にやせるのか
体脂肪を燃焼するには、少なくても有酸素運動を20分以上継続しなければなりません。
しかし、ワンダーコアスマートは運動時間が短いので、体脂肪がエネルギーとして使われる有酸素運動ではなく、糖質がエネルギーとして使われる運動です。
これにより体脂肪はあまり減りませんが、血糖値を下げることで体脂肪になるのを防ぐことはできます。

消費カロリー
体重にもよりますが、10分間の腹筋運動の消費カロリーは約60kcalです。
1セット30秒での消費カロリーは、たったの3kcalということになり、3セットでは9kcalです。
体脂肪が減らないうえに消費カロリーがこれだけではどうしようもない気がしますが、長期的に見れば筋肉がつくことで基礎代謝が増え、太りにくい体質になります。

1セットたったの30秒
ワンダーコアスマートは、1セットたったの30秒でお腹周りを引き締めるというのが売りになっています。
たった30秒でやせるような感じを受けますが、1セットあたりの運動時間が30秒ということです。
1セット30秒で腹筋運動できる回数は10回くらいです。
筋トレ・ダイエット効果を得るには、少なくても3~5セット(合計30~50回)くらいを、1~2ヶ月くらいの期間で行わなければなりません。

腹筋が割れるのか
「腹筋が割れる」という意味は、人によって度合いが全く違います。ここでは「腹筋が割れる」とはボコボコとすることを言います。
ワンダーコアスマートで腹筋が割れたという人がいますが、これは腹部の脂肪が少なくなって腹筋がうっすら見えてきたくらいにすぎず、痩せれば誰でもこうなります。
床で行うシットアップでも、さらに負荷の大きいシットアップベンチでトレーニングしても、そう簡単に腹筋はボコボコとは割れません。
ワンダーコアスマートでは、CMのマッチョな外国人男性のように、ボコボコと腹筋が割れることはありません。

スロートレーニングの効果
ワンダーコアスマートは、背もたれの反発力があるので、ラクに腹筋運動ができますが、一気に体を倒して起き上がるのではもったいありません。
ゆっくりと動作させることでスロートレーニングの効果が得られます。
スロートレーニングは加圧トレーニングと同様に、成長ホルモンが多く分泌され、体脂肪の分解を促進します。

買ったことで摂取カロリーが減る
ダイエット器具などを買うと、運動と合わせて摂取カロリーを減らそうということが心理的に働きます。
このようなこともダイエット効果を高める要因になります。

ワンダーコアスマートの類似品
ワンダーコアスマートの反発力や負荷はスプリングですが、安価な類似品の商品は天然ゴムです。
ワンダーコアスマートはダイヤルで好きなレベルに負荷調節できますが、天然ゴムの場合は高さを3段階に調節することで、負荷も3段階に調節する原始的なものです。

ワンダーコア スマート マルチ コンパクト トレーニング

EMS機器(シックスパッド・アブトロニックなど)
EMSは、体に低周波の電流を流すことで運動神経を刺激し、自分の意思と関係なく筋肉を動かすことができる機器です。
お腹に巻くだけでトレーニングできる手軽さも売りです。

筋トレ効果
シックスパッド・アブトロニックなどのEMS機器は、1分間に数百回の腹筋運動に相当というのが売りです。
日常的に筋トレをしている人でも、シットアップやクランチを1分間に数十回しかできないので、1分間に数百回の腹筋運動とは、とんでもなく軽い運動ということです。
もとは体を動かすことができない人のリハビリのために開発された機器です。
普段運動をしているにはあまり効果はないですが、ほとんど運動していない人は腹筋をつけることができます。
また、動かしにくい部位の筋肉も刺激することもできます。

ダイエット効果
EMSで運動しても心拍数や呼吸数はあまり変わらないことから、有酸素運動ではないので長時間使用しても体脂肪はあまり燃焼しないと言えます。
しかし、腹筋が動くことで糖質がエネルギーとして使われ、血糖値を下げることで体脂肪になるのを防ぐことはできます。

腹筋が割れるのか
ボコボコとした腹筋になるには、それなりの負荷で筋トレをすることが必要です。
EMSは強度調節を最大にしても負荷が軽すぎるため、ボコボコと腹筋が割れることはありません。
CMでは腹筋がピクピク動いて負荷が大きいように思えますが、マッチョな人は、力を入れなくても、ほんの少し筋肉を意識するだけでピクピク動かすことができます。

シックスパッド アブトロニック