老化物質AGEが肌や血管を老化させる

 

人間の体は、柔軟性があるタンパク質からつくられています。若い人の肌や血管には、弾力がありますが、歳をとると弾力がなくなり、肌にシワやタルミができたり、血管に起こると動脈硬化になります。
これは、タンパク質の劣化によるもので、老化物質である「AGE」が関わっていると言われています。

老化物質AGEとは
老化物質AGEとは、体をつくっているタンパク質に糖が結合して、茶色く硬くなったものです。料理で言えば、肉を焼いて茶色く硬くなった状態と同じです。
AGEになると、柔軟性が無くなるので、肌にシワやタルミができたり、血管が動脈硬化を起こして、老化を促進してしまいます。

老化物質AGEができる要因
血糖値の高い状態が続くと、エネルギーとして使われなかった余分な糖が、体のタンパク質に結合してAGEになります。
とくに、細胞と細胞をつないでいるコラーゲンがAGEになりやすく、肌や血管の劣化はもちろん、老け顔の原因の一つにもなります。
年齢より見た目が老けているのは、老化物質AGEや、動脈硬化など血管の老化による影響が大きいそうです。




老化物質AGEの生成を防ぐには
老化物質AGEは、余分な糖が体のタンパク質に結合してつくられた物質です。血糖値の高い状態が続くとAGEが生成されやすくなるので、食後の血糖値の急激な上昇を抑えることが重要です。
血糖値の上昇を抑えるには、GI値の低い食品や、食物繊維の豊富な食品が有効です。また、血糖値が高くなる食後1時間くらいでの軽い運動も効果的です。

GI値の低い食品
GI値(グリセミック指数)とは、糖質が血糖になる速さを数値にしたものです。高GI食品は消化吸収が速く、血糖値が急激に上昇し、糖がエネルギーとして使われずに余り、老化物質AGEがつくられやすくなります。
低GI食品は消化吸収が遅く、血糖値の上昇が緩やかになり、糖が余らずにAGEがつくられにくくなります。例えば主食では、白米・食パン・うどんなどは高GI、玄米・全粒粉パン・そばなどは低GI食品です。

食物繊維の豊富な食品
食物繊維には便秘の解消や、小腸での糖の吸収を緩やかにする働きがあります。
食事で、最初に野菜や海藻などの食物繊維を食べることで、小腸での糖の吸収が緩やかになり、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。

食後の軽い運動
食事をすると、1時間後くらいに血糖値が高くなります。この時間帯に軽い運動をすれば、余分な糖を消費することができます。
運動で糖を消費するのは筋肉なので、最も筋肉量の多い部位である脚を動かすことが効果的です。

動脈硬化
血液中の脂肪・コレステロール・糖が増えると、血液が流れにくくなったり、老化物質AGEにより、血管が老化すると動脈硬化になります。
動脈硬化が起きると、血管が老化して弾力がなくなり、シワやタルミの原因になるだけでなく、血管壁が傷ついたり、詰まりやすくなり、血圧も高くなります。
動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす原因になります。




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